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森を歩こう

全国のさまざまな森や木、動植物を写真で紹介するコーナーです。
何気なく眺めていた木や森にもさまざまな物語があります。
森を歩く時に、木や植物の物語を知ることができたら、もっと森が楽しくなるかもしれません。

 

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日 付 12/13, 2011
場 所 群馬県沼田市
撮 影 箕輪亮二

 

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日本の里山の風景にこれほどマッチして、真冬が近いことを感じさせてくれるのが、葉を落として実だけが残っている柿の木。カキノキ科の落葉樹で、熟した実は食用、葉は乾燥させ煎じてお茶にして古くから民間療法的に飲用されてきた。渋柿を軒下に吊るして干し柿を作っている姿もまた、情緒ある日本の里風景だ。幹は硬く、家具材や、かつてはパーシモンの名で主にアメリカガキがゴルフクラブのヘッドに利用された。東アジアの固有種で、日本では鎌倉時代から果実を収穫するために植えられたと考えられているが、現在では世界中の温暖な地域に広まって栽培されている。

 

 

 

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日 付 12/13, 2011
場 所 群馬県みなかみ町谷川岳
撮 影 箕輪亮二

 

山を歩いていて根元の曲がった木が斜面にたくさんあったなら、そこは冬になるとかなりの雪が積もる場所だと思って間違いない。山の斜面に積もった雪は、自らの重みで下へ下へと少しずつ動こうとし、それを食い止めた結果として、木々は根元を曲げながら防雪林の役目を果たす。こういった木の形状に絡んだ物語を知っておくことも、山歩きを楽しいものにしてくれる。

 

 

 

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あまり花に見えない、ヤツデの花。

日 付 12/4, 2011
場 所 東京都 新宿御苑
撮 影 岩崎 唱

 

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めしべだけになった雌性期の花。

関東以西の海岸に近い森林に自生するウコギ科の常緑低木。庭木としてもポピュラーな木なので、ご存知の方も多いだろう。天狗の団扇のような大きな葉が特徴的。八つ手と書くが、葉は八つではなく、七つか九つに裂けている。寒い冬の時期に花を咲せる。花は最初におしべと花弁が生長(雄性期)し、その後にめしべだけが生長(雌性期)してくる。これは近親交配を避けるための知恵。

 

 

 

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ラクウショウの気根。

 

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秋には紅葉し、葉を落とす。

日 付 12/4, 2011
場 所 東京都 新宿御苑
撮 影 岩崎 唱

地面からニョキニョキと顔を出す奇怪なものは、ラクウショウの気根。ラクウショウは別名ヌマスギともいい、北アメリカ原産で湿潤地に生息する樹木。沼沢地などで根元が冠水しても呼吸ができるように幹の周りに気根(呼吸根)を出す。スギの仲間だが秋には落葉する。日本では公園などに移植されている。

 

 

 

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日 付 10/16, 2011
場 所 長野県上田市菅平高原
撮 影 箕輪亮二

日本の山岳部を代表的する苔で、山を歩いていてこの苔が密集していると思わず足で踏みつけて行くのを躊躇してしまうほどその姿は細やかで美しい。杉の葉に形状が似ているところからこの名がついた。和風庭園に欠かすことのできない存在で、苔庭の植栽でも人気がある。

 

 

 

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日 付 10/16,2011
場 所 長野県上田市菅平高原
撮 影 岩崎 唱

ナラ(楢)とは、ブナ科ナラ属の樹種のうちコナラやミズナラを総称した呼び方。一般的にナラというとドングリの木であるコナラを指すことが多い。ミズナラは、コナラより標高の高い所や北日本に分布する。葉は、コナラより大きく、葉の縁のぎざぎざも大きい、そして葉柄が短く、ほとんどないのがコナラとの違い。秋になると見事に黄葉し、美しく森を彩る。
ミズナラは、コナラ同様、シイタケ栽培の原木として利用される。また、北海道産のミズナラ材はジャパニーズオークと呼ばれ、ウィスキーを熟成させる樽の材料に使われる。ちなみにナラは、英語ではオーク。オークはカシ(樫)と思っている方もいるかもしれないが、あれは明治時代の翻訳家が誤訳したかららしい。常緑樹のカシはライヴオークと呼ばれる。

 

 

 

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日 付 10/16,2011
場 所 長野県上田市菅平高原
撮 影 岩崎 唱

本州から四国、九州の野山に自生し、秋に釣り鐘状のきれいな花を咲かせる。キキョウ(桔梗)とともに古来より日本の秋を感じさせる野の花として愛されてきたが、何故か秋の七草には入っていない。ちなみにリンドウは、長野県の県の花となっている。

 

 

 

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日 付 10/16, 2011
場 所 長野県上田市菅平高原
撮 影 箕輪亮二
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日本全土に分布し、秋の七草にも数えられ、日本の秋景色の象徴ともいえるススキ。この枯れた姿に風流を見出すのは、やはり日本人特有のものだろうか。漢字では「薄」や「芒」と書き、萱(かや)、尾花といった別名もある。かつては茅葺き屋根の材料に使ったり、家畜の餌になったりしたため、集落の近くには刈り入れのためのススキ草原があり、これを茅場と呼んだそうだ。現在ではそういった需要がないため、地名などに残るのみである。

 

 

 

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日 付 10/16, 2011
場 所 長野県上田市菅平高原
撮 影 箕輪亮二

寒冷地に自生する日本固有の野生種で、甘酸っぱい果実は高級な山の幸。生食のほかジュースやジャムに、また日本では近年、ワインの原料としても注目されている。つる性の樹木で、他の植物に巻きついて高く登る。花期は6〜7月で、秋も深まってくると美しく紅葉する。

 

 

 

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日 付 10/16, 2011
場 所 長野県上田市菅平高原
撮 影 箕輪亮二

カバノキ科カバノキ属に属し、正式名称をシラカンバという。日本の高原を代表する樹木のひとつで、よく晴れた秋の日には、青い空に白い樹皮、黄色く色づいた葉がよく映える。材や樹皮は細工が加えられ、高冷地の観光土産に欠かせない。樹皮は薄くはがれるので、自分でハサミを入れて長方形にカットして糊をつけ、プリントした写真の四隅を止めてアルバムに張り、旅の思い出にしたことのある人も多いのではないだろうか。明るい場所を好むので、伐採や山火事でできた裸地にいち早く定着する木でもある。

 

 

 

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